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Googleブック検索(ベータ版)の提供を開始

2007年7月5日

本日、Google Inc. (本社: カリフォルニア州/CEO: エリック E. シュミット)は、書籍検索サービス、Google ブック検索(ベータ版)の提供を開始しました。

このGoogle ブック検索は、出版社からお預かりした書籍をインデックス化することで、検索キーワードを含む書籍を Google の検索結果に表示します。従来のウェブ検索に加え、これまでオンラインになかった書籍という新しい情報ソースが検索対象に加わりました。日々増え続ける情報の中から、探している書籍やこれまで存在すら知らなかった書籍にもめぐり会うことができる、ユーザーと書籍の出会いの場を創出します。

出版社にとっては、新刊から既刊書籍まであらゆる書籍の情報を潜在的な読者のもとに届け、販売機会を作り出すことができます。Googleブック検索は、出版社から対象読者に直接情報を届けることを可能にします。また、検索キーワードに関連した広告を表示し、ユーザーに広告がクリックされると出版社にも広告収入となるGoogle AdWords も組み込まれています。

Google ブック検索の主な特徴は以下の通りです。

すべてのGoogle検索ユーザーに提供します。

購入するための本を探すために検索していなくても、キーワードに関連した書籍が検索結果として表示されるようになります。

検索対象は書籍本文です。

スキャンした書籍の内容をインデックス化しますので、タイトル・著者名のみではなく、本文の内容に応じて書籍を見つけることができます。ユーザーに表示されるのは書籍のページ数のうち 20% までです。

書籍の内容を確かめることができます。

書籍内での他の語句の検索、見出しや目次を見て、書籍の内容を確かめることができます。

書籍の購入が可能です。

書籍の内容を確かめたら、出版社の直販サイトやオンライン書店へのリンクにより速やかに購入することが可能です。

詳細なレポート機能(出版社向け)

書籍を登録した出版社の方は、管理画面で閲覧数、購入リンクのクリック数等を確認可能です。
出版社からいただいた書籍のうち、ユーザーに表示されるのは全体ページ数の 20% のみであり、さらに一部のページは決して表示されないようになっています。印刷・コピー・ダウンロード等もできないので、書籍のデータをとられる心配はありません。

逆に、表示されるページ数の比率を 20% 以上に操作したり、表示可能な国を設定したり、書籍のプロモーションに役立たせるための様々な管理が可能になっています。書籍を郵送していただければ、Google が無償でスキャンします。

Google ブック検索では、検索キーワードに対し、3通りの方法で書籍が表示されます。

スニペット表示

図書館のカードカタログのように、書籍の概要のみ表示します。書誌情報および および検索キーワードを含む、限定された抜粋を表示します。広告は表示されません。

サンプルページ表示

出版社の許諾がある場合に限り、一部のページのみ表示します。出版社の直販サイトを表示することが可能です。

書籍全体表示

著作権の保護期間が切れている場合は、全ページを表示します。広告は表示されません。

Google ブック検索は、著者・出版社・読者が検索エンジンを通じてめぐり会い、ユーザーが知の宝庫である書籍の世界をつながることを期待しています。

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